こんにちは。COMINCA TIMESエンジニア担当の鈴木です。

「東京月島セコリ荘、家主がいない間、預かります。」の記事で報告しましたが、今年の3月から8月まで期間限定で月島のセコリ荘をお借りして、実際に古民家に住まわせていただきました。

今日はそこで開催した様々なイベントと古民家での生活を振り返ってみたいと思います。

月島駅から徒歩10分、築90年の古民家セコリ荘

月島駅から徒歩10分、築90年の古民家セコリ荘



開催した様々なイベント



Cominca Houseと名付けて、木工作品展、藁草履作り、写真展、生け花ワークショップなど様々なイベントを開催させていただきました。


木工作品展覧会「勝手墨展」

3月に開催した木工作品展覧会「勝手墨展」。
東京都立城南職業能力開発センターの木工技術科の皆さんの卒業制作を展示しました。
それぞれが自分たちのスタートラインとなる作品を展示

それぞれが自分たちのスタートラインとなる作品を展示


城南職業能力開発センター木工技術科の皆さん

城南職業能力開発センター木工技術科の皆さん


勝手墨とは木工製品を作る際に、最初に基準となる印をつける作業。
勝手墨は「起点=スタートライン」なので、卒業を期に自分達のスタートラインに立つ作品をそれぞれが表現した展覧会でした。
それぞれの作品に込めた想いや裏話を聞きながら作品を見ることができて、ものづくりの裏側にあるストーリーに触れられてとても楽しかったです。


大好評の「藁草履作りワークショプ」

日本各地をキャンピングカーで周るリオさんによる「藁草履作りワークショップ」は大好評で合計4回も開催しました。
藁草履作りの様子

藁草履作りの様子


完成したみんなの藁草履

完成したみんなの藁草履


参加したみんなでパシャリ

参加したみんなでパシャリ


「自然の藁を使って一つひとつ手で作るので職人さんでも二度と同じものは作れない」という話が印象的で、実際に自分たちが作った藁草履を見ても、同じ作り方にも関わらず人によって色や形が全然違って面白かったです。
機械による大量生産ではなく人の手で作るからこそ生まれる魅力というものを感じました。


「たむらゆい写真展 − HATARAKU?」

岡山の古民家ゲストハウス「有鄰庵」で開催したCOMINCAナイトvol.2がきっかけで知り合った田村さん。
普段は都内で会社員として働く傍ら、様々な場所を旅して写真を撮り歩いています。
そんな田村さんが旅先で出逢った各国の活き活きと働く人たちの写真を集めた写真展を7月に開催しました。
たむらゆい写真展 - HATARAKU?

たむらゆい写真展 - HATARAKU?


各国のいろんな「HATARAKU」が集められています。

各国のいろんな「HATARAKU」が集められています。


最後にみんなで記念撮影

最後にみんなで記念撮影


働く形は人それぞれ。
各国のいろんな「HATARAKU」に触れて、働くとは何かについて考えさせられました。


「そっと涼をかざる | 生け花ワークショップ」

同じく7月にいけばなの根源である池坊の宮武さんによる生け花ワークショップも開催しました。
剣山ではなくプリンなどの空き瓶と針金を利用して、家の小さなスペースにも飾れる生け花を教えていただきました。
みんなで生けている様子

みんなで生けている様子


初めての生け花でしたが何とか完成しました。

初めての生け花でしたが何とか完成しました。


参加した皆さんで記念撮影

参加した皆さんで記念撮影


どの花も綺麗で「メインになる花を引き立たせるために他の花は主張しすぎないように」というのがとても難しく、生け花に限らず色んなことに当てはまるなと感じました。


古民家での生活



ここからは古民家での生活について振り返ってみます。



お風呂がない
セコリ荘にはお風呂がありません。
ということで、毎日「月島温泉」という近所の銭湯に通う生活をしていました。
銭湯の閉店が23:45なので23:15までに入らないとお風呂に入れなくなるという厳しい生活でしたが、普通の生活に戻った今、毎日銭湯に通っていた日々が恋しくなります。

冬が寒い
これは古民家でよく言われることですが本当にそうでした。
3月から住み始めたので真冬は体験していませんが、すきま風が入ってきて冬場はこたつから出るのが大変でした。

ネズミ出没!
なんと言っても一番驚いたのはネズミの出没でした。
都会のマンションだと部屋にネズミが出るなんて聞いたことありませんが、古民家だとどこかの隙間からネズミが入ってきて、置いてあった野菜が跡形もなく食べられていたりなんてこともありました。笑

懐かしい暮らし
そんな古民家ですが、木の匂いや温もりに癒されて、古民家ならではの贅沢な時間を過ごすことができました。
ちゃぶ台でお米とお味噌汁を食べながら日本人だなと実感したり、休日に畳で寝転がりながら昼寝をしたり、おばあちゃんの家に帰ったような懐かしさを感じて毎日生活していました。

近所の方々との交流
お花に水をあげていると向かいの家の人が話しかけてくれたり、夜に近所の人がご飯の余りを持ってきてくれたり、イベントをやっていると前を通りかかった人がふらっと入ってきてくれたりと、普通に生活しているだけで近所の方々との交流が生まれました。

畳とちゃぶ台
畳とちゃぶ台

畳とちゃぶ台


カフェやレストランでは決まった席があるので隣の席の人と話すことは基本的にはありませんが、畳だと知ってる人も知らない人もみんながちゃぶ台を囲んで自然と円になって座ります。
畳で床に座るからこそ生まれる交流がそこにはありました。


遊びに来てくださった皆様、ありがとうございました!



そして、8月には最後に感謝の気持ちを込めて、みんなでゆるりと集まれるイベントを開催しました。
この4ヶ月半でCominca Houseで出会ったいろんな方々が遊びに来てくれてとても楽しい一日になりました。
4ヶ月半、ありがとうございました!

4ヶ月半、ありがとうございました!


昨年のセコリ荘の忘年会でのひょんな一言からここに住むことが決まり、最初は初めての古民家での生活でどうなるかと不安でしたが、気付けばたくさんの素敵な出会いに恵まれてあっという間の4ヶ月半でした。
ここに住んでなかったらこの出会いがなかったと思うと、あの時勢いでここに住むと言ってよかったなと心から思います。

「古民家には人と人とを繋げる不思議な力がある。」

実際に古民家に住んでみてそう感じました。
きっとマンションの一室ではなく古民家だったからこそ、ここまでいろんな人が繋がり合えたんじゃないかなと思います。

遊びに来てくださった皆様、本当にありがとうございました!!
Writer ライター

Kazuma Suzuki

Kazuma Suzuki

旅好きWebエンジニア。海外・国内問わず様々な場所を旅してます。
粋に、一途に、ゆぅるりと。