セーラー服女子×建築学生=古民家ゲストハウスという選択


はじめまして、徳島県那賀町木沢の桑高です。
現在、協力隊2年目。定住に向けた試行錯誤の日々を送ってます。
那賀町木沢のとある集落

那賀町木沢のとある集落


『木を切り、山を焼き、稗を作って命を繋いできた。自給自足は当たり前、必要な道具も全て自分達で作ってきた』

最寄り駅まで車で2時間、集落人口は僅か2名、高齢化率100%の寺内集落でかつての日常を話してくれる、70代のI子さん

僕がいる那賀町木沢の高齢化率は56%、保育園/小学校も相次いで休園/休校するなど、子供のいない未来…繋いでいくことが難しい現実に今まさに直面しています。

希望としての『杉の娘楽校』


そんな中、立ち上がったのが地元のばあちゃん達
きさわ名物・杉の娘楽校

きさわ名物・杉の娘楽校


“自分達まで塞ぎ込んだらもっと暗くなる。学校が無い/子供が居ないなら…自分達が生徒になろう”

なんと、人生経験=特技を教え合う学校を作ってしまったのです。

かくして“時に生徒/たまに先生”を合言葉に、月1回の歌や踊り/手芸に料理教室を楽しむセーラー服女子サロン『杉の娘(こ)楽校』は誕生しました。

多世代交流のインターンシップ、そして寺子屋ゲストハウスへ


杉の娘とインターンシップ生

杉の娘とインターンシップ生


インターン学生報告会

インターン学生報告会


“地域の学びをもっと多くの人に”
そんな想いから3週間の学生インターンシップを昨年夏に実施しました。

このインターンでは、杉の娘交流をはじめ住民への聞き書きや地元若手交流など、本当の多世代交流企画となりました。

“学校や仕事の少ない地方は若者不足。けど地方には魅力的で経験豊かなジジ・バババが沢山いる。そんな地域と若者が出逢う窓口を作りたい”

そして辿り着いた答えが『寺子屋ゲストハウス』を作る事でした。

寺子屋ゲストハウス、というコンセプト


寺内集落にある、築146年の古民家

寺内集落にある、築146年の古民家


1階、土間から見た内部

1階、土間から見た内部


古民家の在る場所-寺内集落
高野集落や黒瀧寺に残る弘法大師伝説
料理歴50年のおばあちゃん
器用に何でも作れるおじいちゃん

だからこそ、地域の先人達から料理や山仕事を学ぶ、現代版の寺子屋が出来るのでは…

そして地域への入口・交流拠点、参加者同士が学び合える場として『寺子屋ゲストハウス』をしようと考えました。

古民家×建築系学生による、デザインビルド


空き家改修プロジェクトとの打合せ

空き家改修プロジェクトとの打合せ


コンセプトの寺子屋が示す通り、改修作業もワークショップ化。現在、芝浦工業大学の学生団体/空き家改修プロジェクトと『デザインビルド』を計画中です。

学生実習の場として物件や改修資金を提供し、デザイン/施工を行なう学習プログラム。今回は年2回(夏冬)の地域体験インターンシップも組み合わせ、地域資源発掘も行なっていきます。また杉の娘楽校をはじめ、地元有志や知人の建築士協力の下、改修作業も進めていく予定です。

146年の想いを繋ぐワークショップ


想い出のつまった古民具の数々

想い出のつまった古民具の数々


改装物件は、明治2年に建てられた築146年の古民家。先日2階の整理を行なうと、かつての山仕事道具や製茶道具、機織り機など数多くの古民具が見つかりました。これらの活用・保存については、持ち主と相談しつつ考えたいと思っています。とにかく少しずつ拭き進めていますが…数が数だけに思うように進みません…

もし、古民具の手入れに興味ある方がいらっしゃれば、お気軽にお問い合わせ下さい。


住民の知恵や助力を貰いつつ、2016年春のゲストハウス開業を目指します!!
今後も色々書き綴っていく予定ですので、今後とも宜しくお願い致します。


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山の寺子屋 ~徳島木沢/皆んなで作るゲストハウス物語~
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■ 連絡先:那賀町地域おこし協力隊 桑高
メール:kuwataka.red@gmail.com
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Writer ライター

仁志桑高

仁志桑高

徳島県/那賀町地域おこし協力隊3年目
築146年の古民家×セーラー服×建築学生による「ゲストハウス作り」に挑戦中♪♪


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